寿司屋では箸で食べたい

気に入っている立ち食い寿司屋がある。
そこはとても人気で、飲食店が暇であろうと思われる時間帯に行っても待たされる。

今日も30分以上待っただろうか。
順番が来て、運良く板さんの前に陣取った。

寿司屋  箸

とりあえずお得なランチセットを頼む。
自分の寿司を待っていると隣にも少し若めの女性が通されてきた。
どうやら常連らしく、私と同じくランチセットを頼んだのだがセットの中の二つのネタをキャンセル。
私は寿司が少なくなるのでは?と思ったら、違うネタを入れてくれ、個数は一緒。
次回から、その手で行こうと思った。

問題はそれからだ。
なんと、私が絶対にしない『寿司を手で食べる』で食べ始めた。
ランチには味噌汁もつき、どうしても箸は必要になるし、何と言っても不衛生な感じがする。
その上、ガリも大盛りという注文もしていて、ガリを指で食べる様子は、やっぱりおかしい。。。

良く『通』は寿司は手で食べるというが、どうしてもただの『つまみ食い』にしか見えない。
ネタは鮮度が命で、ネタを体温で温めるのも嫌だし、寿司を持った手はどうしても汚れてしまう。
いちいちおしぼりで拭いていると、そのおしぼりも最後の方は拭くところがなくなるくらいに汚れるだろう。

海外でも手で直接食べ物を持って食べる国の人がいる。
そんな国は『食べる手と汚いものを触る手』を使い分けているという。
日本人はどうだろう?
そんな意識がないから、食べ物もお手洗いで使う手は利き手を使っていると思う。

とはいえ、そんな私もお菓子やつまみは手で食べている。
同じじゃないか?と思われるかもしれないけど、やっぱり料理は手では食べたくない。
冬場はインフルエンザや病気などが手についていそうだし、夏は夏で食中毒も気になる。

寿司屋側も箸を一人一人に用意しているのだから、きっと箸を使って欲しいに違いない。
第一衛生的だ!
私は野暮ったいと言われても、寿司は箸で食べたい。

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